2011/12/07

切曽木仮設住宅

12月4日(日)午後に切曽木の仮設住宅で「感謝芋煮会」を行うことができました。日程の調整もあって、この日の交流会となりました。人数はさほど多くなく、全部で50人足らずです。仮設住宅に入居している方々はほとんどが同じ地域の方々ですが、入居者同士の交流と、またここ地元に住んでおられる方々との交流も願っての「感謝芋煮会」です。このような支援は今回が初めてと言いますので、驚きです。私たちも、これを機会にさらに交流が深まり、この先につながればと願っての企画でした。

ここ数日は厳しい冬型の天候で、前日は雨、そして、この日は良く晴れました。しかし、特に強風が吹き荒れる中での取り組みとなりました。見通しが少し甘く、ガスの炎が風にあおられ、その分、火力は低下してしまいました。それでも何とか予定の3時頃には皆さんで暖かい芋煮を楽しむことができました。何人かお孫さんも呼ばれていて、とても家族的な集まりとなりました。

集会所は若干狭く、自治会会長さんの話では、地区住民と合わせた自治会の集まりを考えると、この倍の広さをが欲しいとのことでした。

今回はオレゴンの日本人教会「ホープジャパン」の皆さんからの贈り物、「ネックウォーマー」を届けました。また、また「イザヤ58ネット」の皆さんからの指定献金で、さらに追加注文した「ホットキーパーシート」、この切り曽木の皆さんにも提供することができました。

また、時間が前後しますが、11月30日(水)、南三陸町の社会福祉協議会が主催する研修会があり、出席させていただきました。この夏にオープンした荒戸にある福祉施設の会議室がその会場です。今回は二度目とのこと、課題が、現在ある施設を地域の方々にどのように有効に利用していただけるか、かなり具体的な取り組みについてのワークショップでした。そうした中で被災者、特に高齢に方々を孤立させない取り組みについて注目させられました。耕作作業とか「お茶の会」は有効な手段のようです。最近ではあちこちの仮設で社協皆さんが「お茶っこの会」を企画し、定期的に訪問しています。ただ、男性が会に出席しやすいようにするための工夫が必要のようです。単に飲み食いだけでなく、得意技を発揮した作業の機会を設けるなど、興味深い取り組みが紹介されていました。

自分たちの支援活動の継続を考えると、いっそう知恵深い取り組みが求められているように思います。また社協の皆さんとも互いに相乗効果をもたらすような協力関係ができればと思います。

次期活動予定

キリスト福音教会」の関口貴子さんたちが中心になって、婦人会有志の皆さんがお年寄りの方々のために電子レンジで温める湯たんぽのプレゼントを準備してくださいました。今回は二世代で暮らす家庭にクリスマスの贈り物としてと届けることにしました。また、在宅の方から被災された家族や、仮設にいる知人友人の方々に届けていただく予定です。地元の方々自身が被災者支援に心を向ける活動の一環として行いたいと思います。

茨城のクラッシュジャパンで活動するフレミング宣教師が男性用の仕事用ジャンパー等を運んでくださいました。また、要望のあった「餅つき器」、やはり茨城のクラッシュジャパンを介して茨城キリスト教大学の学生の皆さんが準備してくださいました。今週中に届けたいと願っています。これは個人ではなく、仮設住宅の皆さんが共用するものです。これも支援の原則とするもので、同じ入居者の方々との交流の一助になればと願ってのことです。

クリスマス前に、「クリスマスお茶会」を波伝谷、大森地区等の何カ所かで行う予定です。また、定期的な生活消費材(米、調味料、洗剤等)を送り届ける計画です。今回は特にカナダの福音バプテスト諸教会からの支援によって提供することになりました。

さらに、在宅支援の要望に応えて、来週末に、障害者の方ともお会いし、支援の在り方について話し合いの時を持つ予定です。

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