2011/11/15

小森地区仮設住宅支援

(公開したつもりでいたのですが、手違いあって一週間遅れになりました)

11月8日(火)予定通りに小森地区の仮設住宅で、炊き出しを主とした支援活動が行われました。今回は南三陸町で活動する複数の支援グループと連携しての支援活動です。特に注目すべきは地元の支援グループ、避難所であった「志津川高校」に避難されていた若者中心に結成された支援グループの々です。

小森地区仮設は230人ほど入居しておられるとのことで、私どもが100人分の山形芋煮を協力することで参加しました。さらに100人分は他のグループが地元の芋煮を作るとのことでした。こちらは芋は芋でもジャガイモで、味噌仕立て、また豆腐や白菜、人参などが入る華やかな鍋料理、そして豚肉です。とても興味深い芋煮でした。もっとも、地元でも実際に話を聞くと「私たちも芋煮は里芋ですよ」という方々もいます。「山形芋煮」も庄内地区と内陸では食材の組み合わせも、味付けも異なります。とりわけ味付けは、責任を持ったら自分の舌を優先して行わないと混乱が生じてしまいます。塩味の濃いのを好むと言っても、全体を濃くするよりも、その都度、調整するのが良さそうです。

課題としては、現場での調理ということで、かなりの時間を要しながら取り組んでおられたことです。私たちは食する時間に合わせてできあがるようにと、ある程度の下準備をして臨みました。そんなわけで互いの出来上がりに時間差が出て、特に住民の方々との対話では、私たちが期待していたようには取れませんでした。今後の課題として受けとめました。 この小森地区は旭が丘で出会った方が入居されています。そして今回の炊き出しも、旭が丘の責任者が提案、要望されました。旭が丘でお世話になった区長さんも来られ、皆さんとの再会を喜び合いました。そういう意味では、確かに今後につながる機会となり、感謝しています。

次の活動予定 次週は17~20日まで、今年最後の支援活動になる「イザヤ58ネット」の皆さんが来られます。石巻と南三陸町の二手に分かれた活動し、19日は東松島で活動する予定です。南三陸町では主として支援物資の提供と波伝谷の仮設での「お茶っこの会」を行い、傾聴のときとなります。また19日の東松島はひびき団地の仮設住宅で「山形芋煮」やカフェタイムを予定しいます。東松島は「イザヤ58ネット」の皆さんが被災地での最初の活動地で、その後は「蔵王キリスト」教会が引き続き支援活動を行っています。地区の皆さんとの信頼関係が深められています。

14日(月)午後1時から「南三陸町を支えるキリスト者ネットワーク」が神学校で開かれます。実質的な協力体制の実現に向けての話し合いになればと思います。何よりも共通の理念、共有できる支援と宣教に関わる理念を確認し合えれば感謝です。

合わせて、南三陸町の在宅支援についての要請があります。どのようにできるか、現地に伺ってこれからの支援を考えていきたいと思います。

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