2011/03/25

行政との連携

早速、中澤牧師からとても参考になるメールをいただきました。その要旨は以下の通りです。支援物資が教会の置かれた地域の人々に、本当に必要としている方々に届ける一つの手段として参考になるのではないかと思う。

今回の災害で教会には救援物資であふれています。一人の行動では限界があります。捧げてくださった方の大切なものを何とか無駄になるようなことのないようにと考えました。私は青葉区愛子ですので、宮城総合支所、社会福祉協議会に出向き、救援物資が教会にあることをお伝えしました。行政側の関係で必要な方に対して連絡がなされます。そして連絡を受けた方は教会を訪問し、本人に直接必要物資を受け取ることなります。このようなことに関しては、間接的な災害となるそれぞれの市町村支所で受け付けていただけます。その際、できましたら物資の詳細なリストを持っていくと助かるようです。

他の方法として、県や市町村に対して物資を援助(寄付)する場合は次の通りです。宮城県では、食品関係に関しては農林水産部食産業振興課(022-211-2963)平日9時以降から5時まで、日用品に関しては保健福祉部総務課(022-211-3183)平日9時以降から5時までです。この場合も物品のリストを作成し伝えることをお勧めします。

しかし、教会としては前者の方法、近くの行政窓口にお話しをして連携を取ることをお勧めします。それは個人の必要にも細かく応えることが可能であると考えるからです。またこうした取り組みを通して行政との信頼も確保できると思います。

今回の震災はとても大きな災害であり、長い期間の取り組みが必要となることが予想されます。どうかご検討くださいますようお勧めします。以上です。


援助物資は援助を必要とされる方に届けられますが、教会に与えられた大切に役割です。被災地で不自由な生活に置かれた人々の援助は優先されますが、と共に、二次的、三次的に被害を被った方々にも目を留めるべき大切な視点を与えてくださいました。また、教会が行政側と連携することで、今このときだけでなく、次に備えることになると思います。

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